記述問題
2020年01月05日 | 益野校
マスト学習院 加藤です。
年末年始の休校期間も明け、昨日から通常授業が始まっています。
そして今日は中学3年生を対象に志望校の判定テストがありました。
少し難しめのテストでしたが、受験した生徒たちは皆頑張って取り組んでいました。
テストといえば、大学入学共通テストの記述試験に関しての紆余曲折が記憶に新しいですが、
今日のテストの記述問題で生徒の作り出した解答を見ると、やはり記述問題の採点は細心の注意を払わねばならず、難しいと感じます。
我々は教える側として様々な問題に日ごろから触れているため、特に高校受験程度のレベルであれば
記述式の問題であっても出題者がどのような解答を想定しているかがなんとなくわかり、
それに合わせて記述できてしまうのですが、本来の解答者である生徒たちはさすがにそうもいきません。
結果として型にはまらない様々の答案が誕生し、場合によっては準備された模範解答より優れた解答が提示されもします。
そうなってくると何を採点の基準とすべきかは流動的にせざるを得ないのではないか……などと、考え始めると長くなってしまいますね。
とにかく、大学受験の方針転換は高校入試にも降りてくるので、その点からも何とか上手くまとまってほしいと思います。