共通テスト
2021年01月21日 | 益野校
マスト学習院 加藤です。
先日は初の共通テストが実施されました。
現代文や情報関係基礎などいくつか目を通してみた限り、ところどころ新傾向の問題があるものの事前に予告されている範疇で、
むしろ思ったより新しいタイプの問題も少なかったように思います。
センター試験の現代文は正答を含めた選択肢全てが微妙にしっくりこない中で明らかな誤りのないものを探すという
独特の趣がある出題が印象深かったですが、共通テストでも特に変わっていなかったです。
どうせなら無くなってほしかったのですけれど……。
新傾向のものとしては小説の問6から、様々な視点でみる必要性を重視したい意思を感じました。
流れ的には解答のためよく読みそれなりに愛着も芽生えただろう小説に対してある意味けちをつけるような
批評文を読み取らせた上で、それへの反論をさせるということで、若干のカタルシスを憶えた方もいたのではないでしょうか。
結局は消去法で解けるようになってもいましたが。
今年はある程度様子見でもあったのだろうと思われ、ひとまずは来年の変化がどの程度かが気になるところです。