5月 準備期間
2016年05月06日 | 芳泉校
マスト学習院 森脇です
マスト学習院は本日から連休が明け授業を再開いたします
5月に入りました
早速中学校では研修があるとのことで、授業日程を調整しました
5月はいろいろと準備することが多い期間です
検定や塾のテスト
夏期講習のための準備もあります
ここできちんと準備しておくとおかないとで
6~8月の動きが大幅に変わってしまいます
その準備の一つに生徒のカリキュラム表の更新があります
(といってもそこまでたいそうなものではなく おおよその指導の流れをメモしているようなものです)
特に現在の中学1,2年生に関して
2020年の入試改革に対しての指導内容をどこまで盛り込もうか悩み中です
保護者さまや生徒に2020年の入試改革のことをどれだけ伝えていくのかも考え中です
まだこちらが満足に説明しかつ具体的な対策を伝えられるほどの理解ができていないということもありますが
それ以上に、この情報はそもそも必要なのかとも思います
先日、数少ない友人たちと遊戯をする機会がありました
その遊戯は4人で行うのですが、そのうち一人は経験者、二人は一応ルールは知っている、もう一人はほとんどわからない
という状況から始めました
当然のように経験者は未経験者にルールを教えていくのですが
経験者はつい、経験者の語彙で説明をしてしまいます
加えて口頭で説明をしていくものですから、同音異義語が出てきた場合高い割合で未経験者は混乱してしまいます
その時の経験者の発言と未経験者の頭で浮かべている文字を吹き出しにして考えると
きっと違う文字になっていると思います
ですが、このとき伝えている文字と伝わっている文字との違いに気づかない場合
表面上は伝わっているものと解しますし、他方でも理解しているものと考えてしまいます
ここでは文字を例にあげましたが、実際には概念の違いによって同様のことが起きることの方が多いかと思います
同音異義語ではなく同語異議の場合に起こる場合です
例が長くなりましたが、これは本当によくおこります
まだ受検の経験もない、大学に対するイメージもあまりない人に
受検が変わるよという話をしてもピンときません
馬を知らない、鳥を知らない人に
ペガサスの説明をするようなものです
こんな時にどうするかというと
従来の受験の説明をした後に
そこから何がどう変わるのかを説明していく
という方法をとる場合が結構あるのではないでしょうか
ペガサスの例でいうならば
馬と鳥についてまず説明する方法をとります
あるいはそんな方法とらずに、それはこうだと結論のみを突きつける
方法もあります
どの方法にしても一長一短あります
ただ先の遊戯の例の反省を踏まえるならば
入試改革について説明する場合には後者の方法を
用いた方が、かえって余計な混乱を与えにくいのかもしれません
もしくは説明しないという方法がベストかもしれません
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