推薦入試対策と思考力
2018年05月28日 | 益野校
マスト学習院 加藤です。
中学生は3年生であってもまだノンビリしている生徒も多いのですが、
大学受験を控えている高校3年生はもう受検ムードを高めていなければなりません。
特に推薦入試やAO入試は実施が早いため、この時期から対策をしていきます。
過去問を繰り返し解いて傾向をつかみつつ総合的に知識を埋めていく、というのはこれまで同様
必要ですし、受験生としての礼儀だと考えていますが
思考力や表現力を問うていくという流れも(AOや推薦ではもともとあったとはいえ)昨今顕著になっていますので、
傾向から外れた、経験のない状況にぶつかったとしても対処できる力をつけてもらわなければと思います。
実は高校受験でも思考力は問われるようになっているので、対処するために必要なことは何かと
考え続けているのですが、表面的に特別な教材や斬新な手法で対処するというより
基本的な教材で本質を理解するまで試行錯誤させることが大切なのではないか、と今は思っています。
結局のところ思考力を問われる生徒自身が思考していかなければならないわけで、
思考する際のポイントは教えつつも、思考しようという意欲自体は生徒本人の内側から出してもらうしかありません。
ひとりひとりの内面までケアした指導を進めていくことが必要です。