経験と知識
2018年05月23日 | 益野校
マスト学習院 加藤です。
多くの中学3年生が今月修学旅行でした。修学旅行に限らず学校行事により欠席せざるを得ない場合には
塾の授業の振り替え対応をしておりますので、そういった場合にはお気軽にご連絡ください。
修学旅行といえば、私は小学中学高校とすべての修学旅行で雨が降りました。
しかも自由行動日に限って雨というかなりの雨男ぶりを発揮しています。
この雨男(雨女)という考え方ですが、基本的には科学的な根拠のない迷信であるとわかってはいても
経験上正しいとしか思えず、なんとなく信じてしまっています。
この「経験上正しい(実際は正しくない)」という感覚、どうやら勉強の際にも幅を利かせているように感じます。
例えば英語の新しい文法を解説したあとに生徒だけで練習問題を解かせてみると、教えたばかりの表現を間違えていることがあります。
教え方が不十分だったかと思い口頭で発問し理解確認をするのですが、知識はしっかり身についている。
いろいろ確かめてみると、最初は知識どおりの表現を書いていたにもかかわらず
今までの英文と雰囲気が違うので自信が持てず、いらない書き換えをしてしまったということのようです。
経験が知識の正しさを押さえ込んでしまうわけです。
このような場合、悪い癖がついてしまっているのと同じのため
量を確保した上でこまめに解説をはさんでいかないと、なかなか自力ではできるようになりません。
心当たりのある生徒さんはお気軽に相談してみてください。