3歳の息子と2歳の娘に数を教え始めました

2024年10月28日 | 芳泉校

教室長の森です。

最近3歳の息子と2歳の娘に「数」を教え始めました。早期教育というほどのたいしたものではなく、きっかけは3歳の息子が幼稚園で問題児過ぎるので、落ち着いてものを考えられるようになるための訓練の一貫です(笑)

塾講師として長年勤めていますが、教える上で最も大事なことは、「相手の理解度を正確に捉えること」だと考えています。集団授業だとほぼ一方通行なので、その必要はありませんが、個別指導だとそうはいきません。相手の見えている情景を正確に把握したうえで、その子が理解できる言葉で説明する必要があります。

もちろん、わが子たちに対してもその意識で数の指導に取り組みました。丸いお菓子のボーロを使って1個、2個・・・の感覚を教えました。当初から予想はしていましたが、やはり1~3個まではすんなりいきますが、4個以上になると、とたんに間違いが多くなります。(ちなみに指導方法は、「イーチ、ニー、サーン…」とカウントしながらボーロを取っていくのではなく、見た目で何個かを判断できるように訓練しています。その方が、例えば5個は〇〇〇〇〇ですが、〇〇〇と〇〇というように、足し算の感覚が身につきます。さらに、例えば9は「4+5」「2×4+1」「3の2乗」「10-1」など多様な表現ができますので、このように数を視覚的に捉えるということはかなり大事なことです。)

確かに〇、〇〇、〇〇〇は一目でわかりますが、〇〇〇〇以降は、幼児には難しいでしょうね…(^^;

〇〇〇〇〇〇〇〇〇はパッと見て何個か判断するのは大人でも難しいですから(正解は9個です)

いちおう4個は横並びでもわかるようにはなりましたが、5個は〇〇〇と〇〇を2段に分けたらようやく理解できるようにはなりました。

まだまだ指導し始めたばかりで、道半ばですが、教えることを職業としている身としてはただただ楽しいばかりです。

ただ、集中力は10分程度しか持ちませんので、長い道のりになりそうです(笑)

 


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