センター試験
2018年01月15日 | 益野校
マスト学習院 加藤です。
13日と14日にはセンター試験が行われました。
マスト学習院では中学生が今のところ人数が多くなっていますが、高校生への指導も行っています。
今年もセンター試験を受験する高3生や既卒生がいますし、国語については授業を担当してもいますので、
どのような出題だったか確認しました。
今年のセンター国語は現代文が読みやすく、古文は難しくはないものの歌論のため得手不得手が激しそう、
漢文が若干読みにくい印象でした。全体としてはさほど難しくはないと思います。
ざっくりした感想としてはそうなるのですが、論説文に図があったり設問中に架空の生徒たちの会話が出てきたり、
文章構造の読み取りや表現効果の考察についての出題が存在感を強めていたりと、傾向の変化も感じられました。
なので過去問演習をしっかりしていたとしても面食らうこともあったかと思います。そこで地の読解力・思考力が求められてしまうため
表面的な読解法に頼っていた受験生には実際以上の難しさに感じられたかもしれません。
大学入試改革まではまだ少しあるとはいえ、その理念の影響が徐々に出ているといえるでしょう。
塾としても引き続き情報収集を続けていかなければとの思いが強まる、そんなセンター試験でした。