特別入試直前

2016年02月15日 | 益野校

マスト学習院 加藤です。

 

いよいよ特別入試です。今日も作文の添削や口頭試問についての話などの対応をしました。

作文はやはり書く経験が増すほど上手になっている印象を受けます。

今日添削した生徒は大まかな文章の型に沿って書けるようになっており、本番でもいい勝負ができそうです。

ただ、謙虚というか正直というか、自分の欠点をもたっぷり字数を割いて記述してしまっていて、

そこはあえて言及はしないようにしたり、前向きな文脈の中で触れる程度にしたりするよう指導しました。

国語力を見るための作文課題ならまだしも、人間性や考え方を見るための作文試験ですので、

あまり自分を悪く表現してしまうと採点者も良い評価を付けづらく困ると思います。

勿論実際以上に話を盛るのは論外ですが、上手にありのままの自分の良いところを見せていってもらいたいです。

 

口頭試問に関しては知識がしっかり準備できているかを確認しました。

せっかく時間や場所をとって口頭試問するわけですから、ほかの試験形式では確かめられないことを確認したいはずです。

であれば態度や言葉遣いはもちろんのこと、計算や思考の速さ、高校への興味や中学での学びの実際などが試されると思われます。

高校ではたくさん資格を取りたい!と言っておきながらその高校で取得できる資格を把握していない、

経済に興味がある!と言っておきながら円安・円高の説明ができない、

パソコンが得意!とアピールしながらハードウェアとソフトウェアの違いがわからない、

等の悲惨な状況にならないことを願っています。

受験生の皆さんは今からでもできる限りのことはやっておきましょう。天命を待つ前に人事は尽くせているでしょうか?


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