入試用教材
2018年10月11日 | 益野校
マスト学習院 加藤です。
中3生は受験ムードになっています。
学校でも入試用教材の申込が案内されているようですね。
参考までにざっくり説明をまとめておきます。
まず、受験勉強のための教材は、過去問集や参考書形式のものなどいくつか種類があります。
過去問集はその名のとおり各入試問題で実際に使われた問題をまとめたものです。
基本的には各年度ごと各科目の問題を数年分収録してあり、出題形式や出題傾向を掴むことができます。
また、入試では広い範囲から総合的に出題されるため、定着漏れを確認するのにも良いです。
一方解説ページはあくまで各問題の解説であって基礎知識は概ね身についている前提のため、単元の基礎が理解できていない場合には目的に合いません。
そういった、基礎の理屈がわかっていない場合には参考書形式のものを使うほうが適しているでしょう。
そもそも参考書は問題のジャンルに応じて考え方や解き方のポイントを指南してくれるようになっていますが、
入試用を特にうたっているものは内容を特に重要なものに絞り込んであります。
どこから手をつけてよいか分からないときには良い足がかりとなると思います。
ただ注意点として、そもそもその本を読んで理解することができるかどうか確認を忘れないようにしてください。
そのため、買う前に試し読みができる環境で探すことをお勧めします。
当塾では授業で個別に解説ができるので過去問集を使うことが多いですが、教材は使う当人に合ったものを選ぶのが一番です。
内容はいいけれど解説の文章が偉そうで気に入らない!とか、表紙がダサいから本を開く気が起きない!とか、字しかないから眠くなる!とか、
そういった要件も意外と重要になってきますので、教材選びは丁寧にすることを心がけてくださいね。