【高校受験】岡山県の私立高校入試と県立高校入試、何が違う?受験方式の基本を分かりやすく解説!
2026年10月27日 | マスト学習院

こんにちは、マスト学習院です。
中学3年生になると、いよいよ高校受験が現実的な目標になってきます。
「私立高校と県立高校では、入試の仕組みがどう違うの?」
「私立高校を併願で受験する場合、どのように準備すればいいの?」
「専願と併願は、どちらを選べばよいの?」
このような疑問を持つ生徒や保護者の方も多いのではないでしょうか。
岡山県の高校受験では、私立高校と県立高校で入試の実施時期や選抜方式、試験内容などが異なります。それぞれの特徴を理解し、早めに受験計画を立てることが大切です。
今回は、岡山県の私立高校入試と県立高校入試の違いから、専願・併願の基本、受験に向けた準備まで、分かりやすく解説します。
1.私立高校入試と県立高校入試の大きな違い
まずは、私立高校と県立高校の入試の違いを整理してみましょう。
| 比較項目 | 私立高校 | 県立高校 |
|---|---|---|
| 入試制度 | 学校ごとに募集要項や選抜方式を定める | 岡山県教育委員会が定める制度に基づいて実施 |
| 主な選抜方式 | 選抜1期・選抜2期など、学校によって異なる | 特別入学者選抜・一般入学者選抜など |
| 試験内容 | 学力試験、面接など。学校・学科・コースによって異なる | 学力検査、調査書、面接・実技など。学校や学科によって異なる |
| 入試日程 | 県内の共通日程を基本としつつ、学校ごとに確認が必要 | 県教育委員会が公表する日程に基づく |
| 学校選び | 学校独自の教育方針や学科・コースを比較する | 学区、学科、学校の特色、選抜方法などを確認する |
※上記は一般的な違いです。実際の試験内容や出願条件は、受験年度と各学校の募集要項で確認してください。
大きなポイントは、私立高校は学校ごとの特色や選抜方法を確認する必要があり、県立高校は県の入学者選抜制度を理解する必要があるということです。
どちらを受験する場合も、学校の名前や偏差値だけで判断せず、入試の仕組みまで把握しておきましょう。
2.岡山県の私立高校入試とは?
岡山県の私立高校では、各学校の募集要項に基づいて入学者選抜が行われます。
選抜1期・選抜2期などの方式が設けられている学校がありますが、実施の有無や日程、試験科目、募集する学科・コースは学校によって異なります。
私立高校入試の特徴
① 学校ごとに試験内容が異なる
私立高校では、国語・数学・英語などの学力試験を中心とする学校もあれば、面接などを選抜に取り入れる学校もあります。
同じ高校でも、学科やコースによって試験内容や出願条件が異なる場合があります。
そのため、志望校が決まったら、まず募集要項を確認しましょう。
② 早い時期に受験することが多い
岡山県では、私立高校の入試は県立高校の一般入学者選抜より早い時期に実施されるのが一般的です。
私立高校を受験する場合は、県立高校の対策と並行して、私立高校の出題傾向に合わせた学習を進める必要があります。
③ 学校独自の特色を比較できる
私立高校には、大学進学に力を入れるコース、特定の教科や分野を重点的に学べるコース、部活動と学習を両立しやすい環境など、さまざまな特色があります。
「どの高校なら合格できそうか」だけでなく、「入学後に何を学びたいか」「どのような高校生活を送りたいか」という視点でも考えてみましょう。
3.私立高校の「専願」と「併願」の違い
私立高校を受験するときに、よく耳にするのが「専願」と「併願」です。
この2つは、受験する高校に対する考え方や、合格した場合の進学意思に関係する重要な区分です。
専願とは?
専願は、一般的に、合格した場合にその高校へ入学する意思を示して出願する方式です。
ただし、専願の条件や合格後の手続きなどは学校によって異なるため、必ず募集要項を確認してください。
専願を検討する場合は、次の点を考えましょう。
- その高校で学びたい理由が明確になっているか
- 学科やコースの内容が自分に合っているか
- 通学方法や費用について家庭で確認できているか
- 合格後の入学手続きについて理解しているか
専願は、志望校への進学意思を明確にして受験する方法です。学校の特色や入試条件を十分に理解してから判断しましょう。
併願とは?
併願は、複数の高校を受験し、合格状況や進路希望を踏まえて進学先を検討する方法です。
例えば、私立高校を受験したうえで、県立高校の一般入学者選抜にも挑戦するという進め方があります。
併願を考える場合は、次の点が重要です。
- 私立高校と県立高校の両方の入試日程を確認する
- それぞれの高校の試験内容に合わせて勉強する
- 合格後の入学手続き期限を確認する
- 入学金などの納付期限や費用を家庭で確認する
特に注意したいのは、私立高校に合格した場合の手続き期限です。県立高校の合格発表より前に、入学手続きや納付金の期限が設定されている場合があります。
「県立高校の結果を見てから考えたい」と思っていても、私立高校側の期限を過ぎてしまうことがないよう、事前に確認しておきましょう。
4.岡山県の県立高校入試とは?
岡山県立高校の入学者選抜には、特別入学者選抜や一般入学者選抜などがあります。
それぞれの制度には特徴があり、受験できる学科や選抜の実施内容も異なります。
特別入学者選抜
特別入学者選抜は、学校・学科の特色などを踏まえて実施される選抜です。
学校や学科によって、学力検査のほか、面接や選択実施する検査などが設けられる場合があります。
受験を考える際には、次の点を確認しましょう。
- 志望する学校・学科が実施対象になっているか
- 募集人員や募集人員比率はどうなっているか
- どのような検査が実施されるか
- 自分の得意分野や志望理由をどのように伝えるか
特別入学者選抜では、学校ごとの実施内容を把握したうえで、学力対策と必要な検査への準備を進めることが大切です。
一般入学者選抜
一般入学者選抜は、県立高校受験における重要な選抜方式の一つです。
学力検査に加え、調査書や、学校・学科に応じた面接・実技などの結果を資料として、総合的に選抜が行われます。
そのため、入試本番の得点だけでなく、中学校での日々の学習や提出物、定期テストなども大切にしましょう。
特に意識したいことは、次の3点です。
① 5教科の基礎学力を固める
国語・数学・英語・理科・社会の基礎事項を確実に身につけ、苦手分野を少しずつ克服していきましょう。
② 調査書に関わる日々の学習も大切にする
定期テストへの準備、授業への取り組み、提出物など、中学校での学習をおろそかにしないことが大切です。
③ 志望校の出題傾向を把握する
過去の入試問題を活用し、問題形式や時間配分を確認しましょう。解いた後は、間違えた原因を分析し、同じ間違いを繰り返さないように復習します。
なお、特別入学者選抜と一般入学者選抜の実施内容や日程は年度によって異なるため、受験する年度の公式情報を確認してください。
5.私立高校と県立高校、勉強方法はどう違う?
私立高校と県立高校では、試験内容や出題傾向が異なる場合があります。
そのため、両方を受験する場合は、共通する基礎学力を身につけながら、それぞれの入試に合わせた対策を行うことが大切です。
まずは5教科の基礎を固める
どの高校を受験する場合でも、まずは学校で習った内容を確実に理解することが重要です。
- 計算問題や基本的な文法を正確に解けるようにする
- 漢字や英単語、理科・社会の重要事項を覚える
- 定期テストで間違えた問題を解き直す
- 苦手な単元を放置せず、早めに復習する
基礎が不十分なまま難しい問題に取り組んでも、思うように得点が伸びないことがあります。まずは基本問題を確実に解ける状態を目指しましょう。
私立高校は志望校の出題形式を確認する
私立高校では、学校やコースによって問題の形式や難易度が異なります。
過去問や学校が公表している入試情報を活用し、出題傾向を確認しましょう。
問題を解くときは、次の点を意識してください。
- どの教科で得点を伸ばす必要があるか
- どの単元からよく出題されるか
- 時間内に問題を解き終えられるか
- 間違えた問題を自力で解き直せるか
過去問は、解いて点数を確認するだけでなく、苦手分野を発見するためにも活用できます。
県立高校は幅広い基礎力と実戦力を身につける
県立高校を目指す場合は、5教科の基礎をバランスよく固め、さまざまな形式の問題に対応できる力を養いましょう。
特に、文章や資料を読み取る問題、途中の考え方を整理する問題などにも慣れておくとよいでしょう。
過去問に取り組む際は、時間配分を意識しながら、間違えた問題の復習を丁寧に行います。
私立高校と県立高校の両方を受験する場合は、私立高校の入試後も学習を止めず、県立高校の入試に向けて継続して勉強することが大切です。
6.高校受験に向けて、いつから何を始めるべき?
高校受験では、直前になってから一気に勉強するのではなく、時期に応じて学習内容を変えていくことが重要です。
中学3年生の春~夏
この時期は、これまでに習った内容を復習し、苦手分野を把握することから始めましょう。
- 中学1・2年生の学習内容を復習する
- 定期テストに向けた勉強を丁寧に行う
- 志望校や学科・コースについて調べる
- オープンスクールなどで学校の特色を知る
志望校がまだ決まっていない場合でも、早めに情報を集めておくと、目標を立てやすくなります。
中学3年生の秋
秋からは、志望校を具体的に絞り込み、入試に向けた実戦的な学習を進めていきます。
- 模試の結果を分析して苦手分野を確認する
- 私立高校と県立高校の受験計画を立てる
- 志望校の過去問に取り組む
- 入試制度や出願条件を確認する
模試の判定だけで判断するのではなく、どの教科・単元を改善すれば得点につながるのかを考えることが大切です。
入試直前期
入試直前は、新しい教材に次々と手を広げるよりも、これまでに間違えた問題や重要事項を確実に復習しましょう。
- 苦手単元を重点的に解き直す
- 過去問で時間配分を確認する
- 暗記分野の最終確認をする
- 睡眠や食事など、生活リズムを整える
本番で力を発揮するためには、学習内容の確認だけでなく、体調管理も欠かせません。
7.保護者の方が知っておきたい受験校選びのポイント
高校受験では、偏差値や合格可能性だけで志望校を決めるのではなく、入学後の学校生活も考えて選ぶことが大切です。
次の点を、親子で話し合ってみましょう。
- 将来の進路や大学進学について、どのような希望があるか
- 希望する学科やコースが設置されているか
- 学校の教育方針や学習環境が合っているか
- 通学時間や交通手段に無理がないか
- 授業料や諸費用など、家庭で負担できる範囲か
私立高校と県立高校では、授業料や諸費用、利用できる支援制度などが異なる場合があります。費用については各学校の募集要項や公式案内を確認し、必要に応じて利用できる支援制度も調べておきましょう。
また、最終的な志望校を決める際には、中学校の先生とも相談しながら、本人の希望と学力、入試日程を踏まえて受験計画を立てることをおすすめします。
まとめ:私立高校と県立高校の違いを知り、早めに受験準備を進めよう
岡山県の高校受験では、私立高校と県立高校で入試制度や試験内容、日程などが異なります。
今回のポイントを振り返りましょう。
- 私立高校:学校ごとの選抜方式や学科・コースの特色を確認する
- 専願・併願:進学意思や合格後の条件、手続き期限を確認する
- 県立高校:特別入学者選抜・一般入学者選抜の違いを理解する
- 学習対策:5教科の基礎を固め、志望校に合わせて過去問に取り組む
- 受験計画:入試日程や出願条件、入学手続きの期限を早めに確認する
高校受験は、制度を理解して計画的に準備することで、落ち着いて本番を迎えやすくなります。
マスト学習院では、中学生一人ひとりの学習状況に合わせて、基礎学力の定着や苦手分野の克服をサポートしています。
「志望校に向けて、今から何を勉強すればよいかわからない」「私立高校と県立高校の両方に向けた学習計画を立てたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。
マスト学習院
住所:〒702-8021 岡山市南区福田533-3 2F
電話:086-261-5010
ホームページ:http://must-pg.com
受付時間:月~土 14:00~21:00(日曜・祝日休み)
マスト学習院の過去のお知らせ
- 2026年10月28日 【大学受験】総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜の違いを保護者向けに解説
- 2026年10月27日 【高校受験】岡山県の私立高校入試と県立高校入試、何が違う?受験方式の基本を分かりやすく解説!
- 2026年10月21日 【県立中高一貫校】岡山操山・岡山大安寺・倉敷天城などの適性検査に向けた家庭学習の進め方
- 2026年10月15日 【中学受験】岡山県の私立中学受験に向けて、秋から見直したい勉強のポイント
- 2021年02月25日 高校授業




